スポーツにおける音楽の効果は?
アスリートが試合前などに音楽を聴いているという話をよく耳にします。
では、どのようの効果があるのでしょう?
今回はスポーツにおける音楽の効果についてお話ししたいと思います。
アスリートが試合前に聞く音楽から得られる効果としては
1.集中力を高める
2.リラックスする
3.モチベーションの向上
があげられます。
1.集中力を高める
お気に入りの曲を聴くことで、自分の世界に集中し、集中力を高めることが出来ます。
余計なことを頭の中から排除し、頭の中を整理し、より競技に集中できると言われています。
2.リラックスする
本番前のルーティーンの一つに同じ音楽を聴くことで、緊張を解きほぐし、リラックスした状態で競技に挑むことが出来るようになります。
サッカーでは南米のチームが控室でリズムカルな音楽を聴きながらダンスをしているなんて場合もあります。
3.モチベーションの向上
アップテンポでポジティブな曲を聴くことで、気持ちを盛り上げ、高揚感を保ったままで競技に挑めます。
サッカーではサポーターのチャント(応援歌)も一般的ですね。
では、トレーニング中に聞く音楽にはどういった効果があるのでしょう?
1.疲労感の軽減
2.モチベーションの持続
3.パフォーマンスの向上
といった効果が得られます。
1.疲労感の軽減
音楽を聴きくことで聴覚に刺激が与えられ、運動時の苦痛などといった認識を鈍らせる効果があり、有酸素運動にはより効果的です。
2.モチベーションの持続
有酸素運動のような同じ動きを繰り返しながら、長時間行うスポーツは途中で秋を感じたりしますが、音楽を聴きながら行うことでモチベーションを持続することが出来ます。
決まった時間行う場合などはお気に入りのプレイリストを作成することをお勧めします。
3.パフォーマンスの向上
音楽を聴きながら運動することで、リズムに合わせて行うことが出来るためパフォーマンスの向上につながります。
運動と音楽のリズムが一致しない場合は、動きのテンポを崩すディストラクター(邪魔者)になってしまうので注意してください。
人によって好きな曲や盛り上がる曲は異なるので、それぞれあった音楽で気分を盛り上げながらスポーツを楽しんだり、競技力の向上につなげていきましょう
出来ることからコツコツと!
年齢はただの数字に過ぎない
年齢を重ねると若い頃より疲れやすくなり、疲労回復までの時間も長くなる。
一晩寝ても疲れがとれない。そのような話はよく聞きますし、実際にそんな風に感じていませんか。
ところが、その常識は科学的には根拠が乏しいとした研究が、アメリカの医学雑誌に発表されました。
それによると、筋トレで疲労した筋肉の回復力とそのスピードは、加齢による影響をほとんど受けず、その差が生じる原因はむしろ個人のトレーニング歴によるというものです。
もし若い頃より疲れがとれないと感じているのなら、それは加齢ではなく単なる運動不足のせいかもしれないということです。
とりあえず「もう年だから」という常套句を、トレーニングを長い間休む理由、あるいは言い訳に使うべきではないということだけは、自分に言い聞かせてもよいのではないでしょうか。
出来ることからコツコツと!
猪木の常識、非常識
昨年、亡くなられたプロレスラー、アントニオ猪木さんの言葉です。
猪木さんは数々の名言を残していますが、私はこの言葉が大好きです。
猪木さんは生前、モハメドアリ等プロレスラー以外の格闘家と多く戦いました。
その多くが、周囲からは無理だろうと思われた戦いほとんどでした。
近年VUCA(ブーカ:Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取って目まぐるしく状況が変化する様子を表現しています)の時代と言われ、社会の変化への対応が求められています。
働き方や教育環境、価値観や幸せに対する考え方の変化など私の子供のころとは大きく変わってきています。
20年前なら水分も取らずに練習させられていたのが、今ではこまめに水分をとるようになったりとスポーツの世界でも大きく変わってきました。
今の常識は数年後には非常識に、非常識が常識になる位、社会の変化は早くなっています。
しかしながら、我々大人は今までの経験の中で常識を作ってしまい、新しものを受け入れることが出来なかったり、人と違うことを良しとしない傾向があります。
そういった”挑戦しない””Noといえない”環境が成長を阻んでいるのではないかと思います。
挑戦しないと、失敗しないと何が正しいのかすらわかりません。
常に挑戦しブラッシュアップし続けるように頑張りましょう。
出来ることからコツコツと!
身体が小さいくても
最近、小学生からJリーグまで、様々な年代の試合を観戦する機会がありました。
上の年代では、小学生時代にかかわらせてもらった選手もちらほら。
いろいろなチームや選手を見ることで多くの刺激をもらいました。
そこで気になったのが大学生の試合を観戦した時でした。
ある一人の選手についつい目が行ってしまいました。
彼は小学生のころボール扱いやマークを外す動きが上手かったのですが、身体が小さかったため、身体の大きな選手や足の速い選手のようになかなか目立つことが出来ず、地区トレセン(選抜のようなもの)までしか参加できなかった選手でした。
試合後たまたま話す機会があったのですが、「体格やスピードかなわない選手にどうすれば自分の良さをだせるのかを考えながらプレーを続けた」と話してくれました。
中学生時代には身体が小さいことを理由に出場機会にも恵まれなかったみたいです。
高校生になり体格差が埋まってきたことで自分の特徴を発揮できるようになり、2年生からはスタメンで出場できるようになったとのことでした。
小中学生時代だと体格差が大きく、試合に勝ちたいからと言って大きかったり、スピードのある選手が試合に優先的に出場しているチームがまだまだ多い中、こういった選手がサッカーを続けれるような環境を指導者が作っていかなければならないと思わされました。
出来ることからコツコツと!
限界はだれが決めるの?
限界?気のせいだよ!
2300人以上いると言われる公営競技「競輪」選手の中でも最高ランクのS級S班に在籍する47歳のベテラン”佐藤慎太郎”選手の言葉です。
競輪と聞くとギャンブルのイメージが強いと思います。
しかし、選手たちは多くのプロアスリートと同じように、トレーニング、食事、休養等、良い成績を残すため日々たゆまぬ努力をしています。
競輪は他のプロスポーツと比べると意外と引退年齢が高いと言われています。
しかしこれは実力でクラス分け(サッカーでいうとJ1、J2、J3のような感じで)されているため、力が落ちても50歳くらいまで頑張れるということで、トップクラスで活躍できるわけではありません。
佐藤選手も「そろそろ限界では?」と周囲にいわれる年齢になってきたのですが、2022年まわりの心配をよそに、その年の良い成績を残した9選手しか走ることのできないレースを走ることが出来ました。
サッカーでも”KAZU”こと三浦知良選手が現役を続けていますが、限界は周りが決めるのではなく、自分があきらめた時に限界が来るのではないかと思います。
強いチームに勝てない、チームメートとの競争に勝てなくて試合に出ることをあきらめた時に成長が止まるのではないかと思います。
まわりの声に惑わされず、あきらめずに目標に向かって成長していきましょう!
出来ることからコツコツと!
筋肉は噓をつかない
「筋肉はウソをつかない」
筋トレマニアや運動愛好家の方であれば耳にしたことがある言葉ですよね
似たような言葉で「努力は裏切らない」「練習はウソをつかない」といった言葉がありますね。
どれも、皆さんいいように理解され「頑張れば報われる」的な意味合いで使われているのではないかと思います。
ただどの言葉にも「ひとこと」足りていないような感じがします。
それは「正しい」という言葉です。
毎日筋トレをしても筋肉がつくわけではありません。
筋肉をつけるためには食事や休息も大事になってきますし、正しいフォームで行わなければケガをする可能性もあります。
つまり、正しい知識を身につけて行うか、正しい知識を持っている方に指導してもらわなければ「無駄な努力」で終わってしまう可能性があります。
だから学校には「先生」スポーツには「コーチ」といった知識を持った人たちが指導を行っているのだと思います。
ただ「筋肉はウソをつかない」にはもう一つの意味もあるのではないかと思います。
それは加齢とともに体が動きにくくなったり、若い時には持ち上げることが出来ていたものが持てなくなったりした時です。
筋力が落ちてきているよ!って筋肉が嘘をつかないで教えてくれます。
そうなる前に、正しい知識を持った指導者のものでトレーニングを行いましょう。
出来ることからコツコツと!
あなたはどのタイプ?
体脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があるのはご存じですか?
身体に蓄えられた脂肪を総称して体脂肪と呼び、蓄積される部位によって内臓脂肪と皮下脂肪に分けられます。
内臓脂肪は胃や腸を覆う膜に着くため蓄積するとお腹がポッコリ張り出した体型になることから、内臓脂肪が多い肥満の体型はリンゴ型肥満と呼ばれることもあります。
また、一見太って見えなくても、実は内臓脂肪が蓄積されていることもあるため注意が必要です。
内臓脂肪は一般的に男性につきやすき、短期間で蓄積されますが、落としやすいという特徴もあります。
皮下脂肪は皮膚のすぐ下にある皮下組織に蓄積し、全身につきますが、特にお尻や太ももに集中してつくため、しかし棒の多い肥満の体型は、洋ナシ型肥満と呼ばれます。
皮膚のすぐ下に蓄積されるため、見た目にも脂肪がついていることがわかりやすくなります。
皮下脂肪は、女性に蓄積しやすい傾向があり、少しづつ蓄積され、体温の維持や、内臓や骨を保護する働きがあるため、落としにくいという特徴があります。
では、この脂肪が蓄積される原因について説明します。
- 摂取エネルギー過多
- いわゆる食べ過ぎです。食事でとったエネルギーが消費されず余ったエネルギーが脂肪として蓄積されてしまいます。
- 基礎代謝量の低下
- 基礎代謝とは呼吸や体温維持など、生きているだけで消費されるエネルギーのことですが、加齢や運動不足により筋肉量が低下することで減少します。食事の量は変化していないのに脂肪がついてきたなと思われた方は、この状態にあたります。
- 睡眠不足
- 睡眠不足になると、満腹を感じさせるホルモンが減少し、さらに食欲を増進させるホルモンが増加します。また、十分な睡眠がとれないことで疲れがとれず、運動の機会が減りがちになる悪循環にも陥ります。
次に蓄積された脂肪を落とすためのコツを説明します。
- 食事の改善
- 1日3度の食事を心がけ、ちょうど良いエネルギー量と栄養を摂れるようにしましょう。偏った栄養バランスはエネルギー過多の原因となります。
- 運動の改善
落としたい脂肪がどちらなのかによって、実践すべき運動も変わってきます。落とし体脂肪がついている部位が何処なのかを踏まえて、継続的な改善に取り組んでいきましょう。
出来ることからコツコツと!