『ハマさん』のひとりごと

愛媛県のサッカーコーチ「ハマさん」のひとりごと

あなたはどのタイプ?

体脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があるのはご存じですか?

身体に蓄えられた脂肪を総称して体脂肪と呼び、蓄積される部位によって内臓脂肪と皮下脂肪に分けられます。

内臓脂肪は胃や腸を覆う膜に着くため蓄積するとお腹がポッコリ張り出した体型になることから、内臓脂肪が多い肥満の体型はリンゴ型肥満と呼ばれることもあります。

また、一見太って見えなくても、実は内臓脂肪が蓄積されていることもあるため注意が必要です。

内臓脂肪は一般的に男性につきやすき、短期間で蓄積されますが、落としやすいという特徴もあります。

 

皮下脂肪は皮膚のすぐ下にある皮下組織に蓄積し、全身につきますが、特にお尻や太ももに集中してつくため、しかし棒の多い肥満の体型は、洋ナシ型肥満と呼ばれます。

皮膚のすぐ下に蓄積されるため、見た目にも脂肪がついていることがわかりやすくなります。

皮下脂肪は、女性に蓄積しやすい傾向があり、少しづつ蓄積され、体温の維持や、内臓や骨を保護する働きがあるため、落としにくいという特徴があります。

では、この脂肪が蓄積される原因について説明します。

  • 摂取エネルギー過多
    • いわゆる食べ過ぎです。食事でとったエネルギーが消費されず余ったエネルギーが脂肪として蓄積されてしまいます。
  • 基礎代謝量の低下
    • 基礎代謝とは呼吸や体温維持など、生きているだけで消費されるエネルギーのことですが、加齢や運動不足により筋肉量が低下することで減少します。食事の量は変化していないのに脂肪がついてきたなと思われた方は、この状態にあたります。
  • 睡眠不足
    • 睡眠不足になると、満腹を感じさせるホルモンが減少し、さらに食欲を増進させるホルモンが増加します。また、十分な睡眠がとれないことで疲れがとれず、運動の機会が減りがちになる悪循環にも陥ります。

 

次に蓄積された脂肪を落とすためのコツを説明します。

  • 食事の改善
    • 1日3度の食事を心がけ、ちょうど良いエネルギー量と栄養を摂れるようにしましょう。偏った栄養バランスはエネルギー過多の原因となります。
  • 運動の改善
    • 運動の仕方は脂肪のついている部位によって変わってくるので、それぞれについて説明します。
      • 内臓脂肪が多くついている人には有酸素運動がおすすめです。内臓脂肪は身体を動かすためのエネルギーとして消費されるため、長時間、ある程度の負荷をかけて運動することで落とすことが出来ます。
      • 皮下脂肪には筋トレがおすすめです。基礎代謝量が多いほど皮下脂肪を効率よく落とすことが出来るため、まずは筋力アップを目指し基礎代謝量を増加させましょう。

落としたい脂肪がどちらなのかによって、実践すべき運動も変わってきます。落とし体脂肪がついている部位が何処なのかを踏まえて、継続的な改善に取り組んでいきましょう。

出来ることからコツコツと!