補食は必要?
今回は補食(間食)についてお話ししたいと思います。
スポーツをしているお子様をお持ちの保護者の悩みの一つに
「食事のタイミングはどうすればいいの?」
といった意見をよく聞きます。
夕食をすませて練習に行かせようか?
練習から帰って夕食を取らせようか?
そのようなお悩みをお持ちの方は、補食(間食)をうまく利用しましょう。
小学生や中学生は学校で給食をとり、帰ってから練習に行くことが多いと思われます。
そういった場合だと、練習前に空腹感を感じて集中できないということにもなりかねません。
そのような状況で練習を行うとエネルギーとなる糖質が不足し、タンパク質が分解されエネルギーとして使われるため、筋力低下や身体の成長にも影響を及ぼしてしまいます。
練習に行く前であれば、消化時間を考慮した、エネルギーとなる食品を選びましょう。
バナナやカステラ等の和菓子・エネルギーゼリーなどの吸収の早いものでエネルギーを補給しましょう。
逆に、練習後に帰宅までに時間がかかったり、遠征に行ってすぐに夕食が取れないといったことも多いと思います。
運動後は疲労とエネルギーの不足によりタンパク質の分解が進んでいる状態になっています。
この時、できるだけ早くエネルギー補給を行うことが疲労回復、体力向上のために重要となってきます。
運動後の補食としては糖質をとれるおにぎりやパン、タンパク質のとれるチーズやソーセージなどがおすすめです。
夕食が20時や21時と遅くなる場合は、補食をしっかりとり夕食を軽めに済ますることをお勧めします。
間食には不向きなもののあります。
絶対に食べてはだめというわけではありませんが、間食としてはあまりお勧めできません。
スナック菓子やケーキ、チョコレート、アイスクリームなどの洋菓子は糖質と同時に脂質も多く含まれており、消化に時間がかかるためパフォーマンス低下につながります。
また、菓子パンを選ぶ場合もあんパンやジャムパンといった和菓子に成分が近いものがおすすめです。
ただ、小学生や中学生にスナック菓子や洋菓子を絶対に食べてはダメ!
というのは難しいことでもあるので、〇曜日と△曜日は食べても良いなどといったルールを設けて自分の意志でしっかり守らせると良いと思います。
まずは、出来ることから始めていきましょう!
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