その練習は何のため?
練習って何のためにするのか考えたことありますか?
ある行動を習慣化させることをスポーツでは「練習」と言います。
ここで一つ注意してほしいのが、身体の動きと同時に”心”で感じていることも習慣化されるということです。
サッカーのシュート練習を上げてみます。
何も考えず機械的に練習をしたとしたら、動作としては身につけることが出来ますが、試合でも同じように何も考えずにシュートしてしまうという心の習慣も身につけてしまいます。
何も考えずに「やらされてるから」といったいい加減な気持ちで練習すると、そのいい加減さも習慣になり、試合中も指示されないと何をすればいいかわからないといったことになるかもしれません。
人間の本質は
くり返し行うところにある。
したがって、
人の優秀さは行為ではなく習慣に表れる。
具体的に試合をイメージしながら、コースや強弱を意識して練習を行うと、その後に得られる効果は前者と比べると計り知れないものになります。
また、高い目的を設定することで、より具体的な目標と手段を得ることが出来るようになります。
「試合ではどんなことが起こりそうなのか?」
「どんなことをイメージしながらシュートしたのか?」
おなじ動作を身につける反復練習も、頭と心の中を変えるだけでワンランクもツーランク違った練習になります。
身体の動きと同時に、試合でも発揮できる心も一緒に習慣化することを心がけましょう。
出来ることからコツコツと!