『ハマさん』のひとりごと

愛媛県のサッカーコーチ「ハマさん」のひとりごと

スピードを上げる⁉

今回はスポーツにおけるスピードについてお話ししたいと思います。

スピードと聞くと、単純に走るスピードを想像する人が多いと思います。

走るスピードに関しては、小学生ぐらいだと身体の大きさに左右されることが多いのではないかと思います。

しかし、真っ直ぐに走るスポーツは陸上ぐらいで、多くのスポーツではダッシュしたり、止まったり、左右に動いたりといった動作が求められます。

また、サッカーやバスケットボールといったスポーツではボールを扱いながらのスピードも求められます。

そのため、アジリティ(俊敏性)の方が重要になってきます。

身体が小さくても、アジリティを改善することで、十分に補うことができるでしょう。

次に、考えるスピード、判断力です。

相手よりも速く、判断することで相手がどうすればよいか考えなければいけないような状況を作り出すことで有利にプレーすることができます。

また、相手が何を狙ってきているか予測することで、素早く対応することができるようになってきます。

サッカーやバスケットボールでいうところのインターセプトや、動き出しの速さがこの考えるスピードに当たります。

最後に、球技ではボールのスピード(パススピード)を上げるということです。

人間が走るよりも、ボールが動くスピードの方が速いのは言うまでもなく、ボールは疲れることを知りません。

ボールを早く動かすことで、相手はボールを追いかけるのに疲弊し、より有利な状況を作り出すことができます。

また、パススピードを上げることで、パスを受けた選手が相手のプレッシャーを受けにくくなるといったメリットもあります。

サッカー日本代表で活躍した、中村憲剛選手や遠藤保仁選手も足が速かったわけではなく、判断力やパススピードといった部分で補っていた部分が大きかったのではないかと思います。

出来ることからコツコツと!