『センス』の良い選手って?
「あの選手、センス良いよね!」
といった風に使われることの多い「センス」という言葉。
今回はそんな「センス」という言葉について書いてみました。
あくまで、主観的なものなので、「自分は違うなぁ」「私はこう思ってるんだけど」といったご意見があればどんどんコメントください。!
「センス」という単語を辞書で引くと
- 物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。また、それが具体的に表現されたもの。「文学的なセンスがある」「センスのよくない服装」「バッティングセンス」
- 判断力。思慮。良識。「社会人としてのセンスを問われる」
とあります。
つまり、「感覚的」なものと「知識」でカバーできるものに分けられるのではと思います。
動きのしなやかさや、ボールタッチの感覚等は「感覚的」なもの、ポジショニングや戦術等は「知識」でカバーできるものに分類されると思います。
私が今まで、この子センスありそうだなあと感じた選手達は、どちらかというと守備的な選手に多くいます。
守備の時にボールをけりだすのではなく、すっと相手とボールの間に身体を入れてボールを奪ったり、最終ラインを周りの選手を見ながらオフサイドを奪ったり、スライディングのタイミングが無茶苦茶良かったりといった、教えられていないのにそれができる選手に「センス」を感じました。
TVや動画等でも得点シーンやドリブルで相手を抜くシーンが多く取り上げられ、「センス」の良い選手って言われると、攻撃的な選手に目が行ってしまいがちですが、見方が違うと守備的な選手にも意外と「センス」のある選手が多い気がします。
皆さんも、見方を変えて「センス」のある選手を探してみてください。