身長を伸ばしたい人必見 ~身長を伸ばす3つのポイント~
小学生高学年くらいになると気になってくる身長!
両親が小さいから大きくならないかも?
なんて不安が一番大きいのではないかと思います。
一般的には上記の計算式が遺伝的要因からみた目安です。
しかし、トップアスリートの中にはこの計算式にあてはまらない選手が多くいます。
なぜ、そういったことが起こっているのか?
大きな要因に生活環境があげられます。
①食事
一般的に牛乳、小魚等のカルシウムを多く含んだものを取るとよいと言われていますが、カルシウムは骨を強くすることはあっても、骨を伸ばすことはありません。
牛乳をたくさん飲んで、身長が伸びたと思っている保護者の方は牛乳に含まれているタンパク質の影響が大きかったと思われます。
骨が伸びるためには骨の末端にある「骨端線」は軟骨細胞が集まってできたもので成長ホルモン等の働きかけによって増殖し層のように積み重なって骨が伸びます。
軟骨細胞の原料となるのが肉、魚、卵、チーズなどに含まれるタンパク質です。
ただ、たんぱく質を多くとるだけで身長が伸びるわけではありません。たんぱくの吸収をよくするための、ビタミン、ミネラルが含まれたバランスの良い食事をとることが大事となってきます。
②睡眠
「寝る子は育つ」といった言葉があるように、しっかりとした睡眠をとることは身長を伸ばすのによいと言われています。
午後10時から午前2時までの間が成長ホルモンが最も分泌されると言われる「睡眠のゴールデンタイム」に関しては残念ながら間違いであるといったことが最近の研究でも証明されています。
では、どういった睡眠がよいのか?
1日どれくらい寝ればよいのか?
についてお話していきます。
成長ホルモンは時間帯によって分泌されるものではなく、寝付いてからの3時間に集中的に表れるので、この時間帯が「睡眠のゴールデンタイム」といえます。
また、スマートフォン等から発せられるブルーライトも睡眠に影響を与えています。
ブルーライトを浴びると脳が昼間と勘違いし、寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなってしまうので、就寝1時間前には使用をやめましょう。
また、成長ホルモンは血糖値の高い時には分泌されないので就寝2時間前には食事を済ませましょう。
睡眠時間に関しては、小学校高学年では9時間程度が理想とされています。
海外と比べ習い事の多い日本では帰宅時間が遅くなり、十分な睡眠時間が取れない子供も多くなってきているので、十分に注意してください。
メジャーリーグで活躍している大谷選手も睡眠の大切さを理解し、1日10時間程度の睡眠時間を確保しています。
③運動
運動をすることで、骨に栄養素をいきわたらせる効果があるほか、睡眠時に熟睡を促し骨の成長に必要な成長ホルモンの分泌を増やす効果もあると言われています。
しかし、現在では運動時間の減少や特定のスポーツだけを行うことで身体全体に栄養をいきわたらせることができていない子供も多いようです。
たまには友達同士で外で遊ぶ時間を作ってみてはどうでしょうか?
以上が、身長を伸ばすために必要な3つのポイントでした
①バランスの良い食事
②質の良い十分な睡眠
③適度な運動