守備の重要性
最近、育成年代の試合を観戦していて「ボール扱いの上手い選手が増えてきたなぁ」とおもいました。
チームとしてもボールを大事にして、主導権をもってゲームを進めるといった、攻撃面での成長を多く目にします。
では、守備に関してはどうなのだろうか?
と思った時に、個人で、グループで、チームでといったところで整理できていないチームが多いように思えました。
自分の住んでいる地域では、守備に関して選手任せの部分が多く「1対1」で負けない!といったチームが多いように思えます。
サッカーは2チーム(最大22人)で一つのボールを奪い合い、相手よりも1点でも多く得点したチームが勝利するスポーツです。
そのために、ボールを持っていないチームは得点されないように相手の攻撃を防ぎながら、ボールを奪いに行かなければなりません。
そこに、グループでどのようにするのか?チームでどのようにするのか?といった部分がなければ、なかなか狙ってボールを奪うこともできません。
また、守備が上達することで、攻撃はさらに工夫が必要になってきます。
そのためには、選手が「観て」「何しよう?」「どうやってやろう?」といった環境を創り出すとともに、選手がやろうとしていることを見逃さないような、指導者の観察眼を育てていかなければならないなと思いました。